長女が図鑑を読んでいる時に、あるページに人参ケーキのレシピが載っていたらしく、
これ作りたい!
と言ってきました。
こういうリクエストをしてくる時に限って、なぜかこちらが忙しくしていることが多いのですが、なるべく子どもの意欲は大切にしたい…
せっかくのやる気を親の都合で摘んでしまうのも良くないので、付き合うことにしました。子どもにとって、経験は何よりの学びになると自分に言い聞かせて。
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全ての工程を子どもだけでできる簡単なお菓子作り
もう娘2人も小学1年と3年生なので、材料を揃えるところから、自分達でやってみるよう促しました。
レシピには何がいるって書いてある?
と聞くと、
牛乳、卵、バター、人参を冷蔵庫から取ってきました。
ホットケーキミックスはどこに置いているか分からなくて、私に場所を聞いてきました。これからこうやってお料理する機会も増えていくかもしれないので、置き場所を分かりやすく決めて、家族で共有していくことも大切だと気付きました。
材料が揃ったので、まずは人参の皮むきです。
ピューラーは、小さい頃から一緒に手を添えながら何度も使ってきたので、今回はひとりで安全に使うことができました。
次は人参を擦る作業です。
こちらも、しっかりとおろし金と受け皿を固定さえしてあげていれば、子どもは自分のペースでゆっくりと、手を怪我しないように慎重に擦っていました。
我が家は固定できるタイプのおろし金がないので、動かないように大人が支えました。
擦った人参と卵を混ぜて、
溶かしバターと牛乳50㏄、
ホットケーキミックス200グラムを入れてさらに混ぜ合わせます。
よく混ぜ合わせたものを炊飯器のおかまに流し込み、最後に炊飯キーを押すだけです。
40分後、炊飯器から甘い香りが漂ってきました。
やけどをするといけないので、おかまが冷めてから、パカッとまな板の上にひっくり返してもらいました。
とてもいい焼き色が付いています。
子どもだけでクッキングしてみて…
子どもってお手伝いが大好きですよね。
特に料理のお手伝いは大好きで、娘も小さい頃から私と一緒に、よくキッチンに立っていました。きっと、小さいながらに、お母さんの役に立ちたいという気持ちがあったのかなと思います。
実際はそんな健気な子ども心とは反対に、正直、お手伝いさせてあげるということは、とても労力のいることですよね(笑)
小さい子にも分かるように説明するところから始まり、包丁などを使いたがる時は安全を見守り、時にはとんでもないぐらいキッチンが汚れて、掃除という作業が増えたりする時もあります。1人で作ってしまった方が何倍も早く終わらせることができます。
でも今思えば、やっぱりあの時、どんなに時間がかかろうと、手間がかかろうと、子どもにお手伝いしてもらって良かったです。私のなかで、とても温かい記憶が思い出となって蘇ります。
そして時が経ち、小学生にもなると、これからは戦力になってくれそうな気配を感じました。これも、これまでのお手伝いの経験があったからかもしれません。
長女と次女にとっては、役割を分担しながら、今日、大人の手をほとんど借りずに自分たちだけでケーキを作ったということは、きっと今後の大きな自信になると思います。
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人参ケーキのお味は?
では早速いただきます♪
今回ケーキにお砂糖を入れてなかったので、甘みがあまりないだろうなと思い、桃のジャムをのせて食べてみることにしました。
人参の甘い香りと、ホットケーキミックスのほのかな甘みに、桃ジャムの酸味がマッチしていて、娘にも好評でした。
そして自分たちで作ったケーキなので、いつもより味わって食べているように見えました。
長女が、食べ終わったあと、こんなものを書いていました。
真ん中はケーキとお皿かな?(笑)