この記事はこんな方に向けて書いています♪
〇子連れで香川旅行に行く予定がある
〇子どもと楽しめる香川の旅行プランを立てたい
〇さぬきこどもの国がどのような所か知りたい
〇こんぴらさんは子どもでも登れるのか気になる
〇香川のグルメを知りたい
GWのことですが、愛媛に帰省する前に香川に立ち寄りました。
そこで今回の香川の旅プラン(当日の朝~夕方まで)が、子どもも十分に楽しんだものだったのでご紹介したい思います。
目次 ・さぬきうどんの【さか枝】でうどんのセルフシステムを体験 (※2019年5月31日で一時休業、秋にリニューアルオープン予定だそうです) ・香川県唯一の大型児童館【さぬきこどもの国】へ ・こんぴらさんの門前町グルメを味わう ・こんぴらさん参りで奥社まで歩く |
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さぬきうどんの【さか枝】でうどんのセルフシステムを体験(※2019年5月31日で一時休業、秋にリニューアルオープン予定だそうです)
早朝に自宅を出発して朝ごはんがまだだったので、まず香川に到着してすぐに、さぬきうどんを食べに行きました。
行ったのは高松市内にある手打ちうどん「さか枝」さん。
お店のすぐ横に無料駐車場があるのですが、県外ナンバーの車がほとんどでした。それだけ観光客の方にも人気のお店のようでした。
朝の7時台にも関わらず店内は満席でした。お店の中には、地元の人と見られる方もたくさんいらっしゃいました。でも、うどんは回転が早いので、すぐに席はあいていきます。
私がこちらのお店で驚いたのは、出汁タンクと呼ばれるものがあることでした。
注文したうどんの上に、ねぎ、天かす、ゴマなどの好きなトッピングをセルフでのせたら、その上に出汁タンクのお出汁をかけます。水道の蛇口みたいな所から、熱いお出汁が出てきます。
子ども達にも出汁タンク、やらせてあげたかったのですが、やけどをしたり、周りの方の迷惑になってもいけないので、見るだけにしてもらいました。でも、蛇口からお水ではなくお出汁が出てくるのが面白かったようで、私たち大人がやっている様子をニコニコしながら見ていました。
うどんも、手打ちなだけあって麺がもちもちしていてコシも強かったです。お出汁の風味も抜群に良く、とてもバランスのとれたうどんでした。子ども達にも大好評でした。
でも、こちらのお店、2019年5月末をもってしばらく一時休業されるそうなので、お気をつけくださいね。ぜひリニューアル後に訪ねてみてください♪
香川県唯一の大型児童館【さぬきこどもの国】へ
次に高松空港に隣接する施設、さぬきこどもの国へ行ってきました。
先ほどのさか枝さんから車で下道を走り、50分もかからなかったと思います。
着いたのがGW初日の朝の9時過ぎだったので、とても空いている状況でした。
サイクルセンター
まずサイクルセンターへ行きました。こちらには変わり種自転車がたくさんあり、あまり見たことのない形や動きをする自転車ばかりで、子ども達は飽きることなく、1周しては次々と自転車を乗り換えて遊んでいました。
チャイルドシートや補助輪のついた自転車もあったので、小さな子どもでも楽しめると思います。
使用料は、変わり種自転車の場合、30分間で大人200円、高校生150円、中学生以下は100円でした。我が家は子ども達だけ利用させてもらい、私と主人は柵の外側から、子どもがはしゃぎながら遊ぶ姿を眺めていました。
航空機や電車の展示場
また、こどもの国は空港に隣接しているだけあり、航空機の展示場があります。
実際に使用されていた飛行機で、日本唯一の国産旅客機YS-11らしいです。
土、日、祝日、春休みや夏休み中は、機内公開がされていて、実際に航空機の中を見学できます。
さらにそのすぐ近くに、日本一長く走り続けた電車ことでん60形もありました。こちらも車内公開されていて、電車大好きなお子様はたまらないと思います。
レトロな雰囲気でなつかしい感じのする電車でした。
広々とした屋外には楽しそうな遊具もたくさんあったのですが、今回は時間がなかったので断念して、児童館内に入りました。
わくわく児童館
児童館の中もとても広く、幼児コーナーをはじめ、子ども心くすぐる遊具があちらこちらにありました。
また、コンピューター工房、科学工房、音楽工房、美術工房など、遊びながら学べるゾーンがありました。
どれも楽しそうでしたが、娘たちは今回、美術工房で工作をさせていただきました。2~3種類ぐらいの中から、作りたいおもちゃを選び、作り方の紙と材料を受け取って席に座り、創作を自由に楽しみます。
この時は万華鏡作りと、ストローを使ったロケット作りと、もう1つ何かありましたが忘れてしまいました。
今回は非常に空いていたので、万華鏡とロケットの2つを作らせてもらいました。ちなみに体験は無料です。
特別難しい工程もないので、幼児さんでも保護者の人と一緒に楽しく参加できると思います。
さぬきこどもの国の概要
住所 | 香川県高松市香南町由佐3209 |
電話番号 | (087)879-0500 |
駐車場 | 無料(普通車490台・大型車も駐車可) |
交通案内 | 高松市中心部から車で約35分 |
利用時間 | 午前9時~午後5時(夏休み期間中は午前9時~午後6時) |
休園日 | 毎週月曜日(その日が祝・休日にあたる場合は翌日) 年末年始(12月30日~1月1日) 9月の第1週目の月曜日~木曜日 (メンテナンスのため) ※ただしゴールデンウィーク中(4月29日~5月5日)、 春休み(3月25日~4月5日)、夏休み(7月21日~8月31日)、 冬休み(12月25日~12月29日、1月2日~1月7日)期間中は無休 |
入園料 | 無料(※ただし、スペースシアター及び貸し自転車は有料 |
HP | https://www.sanuki.or.jp/ |
まだまだ遊びたい気持ちもあったと思いますが、次の予定もあったので、後ろ髪をひかれる思いでこどもの国をあとにしました。
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こんぴらさんの門前町グルメを味わう
こどもの国から車を走らせ、こんぴらさんに到着したのがちょうどお昼時だったので、こんぴらさんの門前町でお昼ごはんにしました。
朝はうどんを食べたし、お昼もせっかくなので、香川の名物が食べたいねという話になり、名物の骨付き鶏を食べられるお店に行きました。
行ったのは、田中屋さんです。
親鳥の骨付き鳥と若鳥の骨付き鳥があり、食べ比べるために両方注文しました。
親鳥の方が肉質は硬いですが旨みが強く感じられ、若鳥の方は肉質が柔らかく肉汁が中からあふれでてくるような感じでした。
美味しさのポイントがそれぞれ異なりますが、どちらも甲乙つけがたいぐらい美味しかったです。子ども達も、どちらが美味しいかは決められないようでした。
その他に、門前町にはスイーツのお店もたくさん軒を連ね、
ソフトクリームの上に香川名物の『おいり』がトッピングされたおいりソフトや、
メロンパンアイス、
カラメルソースのかかったプリンソフトなどをいただきました。
こんぴらさん参りの奥社までの道のり
こんぴらさん=とてつもなく長い階段をのぼって参拝する
というのは知っていたのですが、実は、奥社というものがあることを知りませんでした。
本宮までの階段は785段なのですが、本宮に近づくに従い、だんだん厳粛な空気が漂ってくるのを肌で感じます。
この長い長い階段。
神様には容易にはお会いできないということのように感じました。
やっとたどり着いた時に見た階下の眺めは、本当に素晴らしいものでした。
御本宮でお参りを済ませて少し散策していると、さらに上に続く石段を見つけました。
え!まだ上があるの?上に何があるの?
と、長女が率直な疑問をぶつけてきました。
正直私も分からなかったのですが、横に小さな看板を見つけました。
奥社→
とだけ書いてあります。
もうここがゴールだと思っていただけに、主人とともに衝撃を受けました。
どうやらまだ上に参拝するところがあるようです。
しかし、あとどのくらい上ればその奥社に着くのかは書いてありません。
あと○歩です、とか所要時間はだいたい○分ですと書いてあれば、ありがたかったのですが、何も書いてないので、とりあえず子ども達に確認しました。
どうする?まだ上に神様がいるみたいだけど、行く?やめとく?
案の定、次女が、それはあとどのくらいなのか聞いてきましたが、それは私にも分かりません。
長女はもっと上まで行きたい!と上る気満々なのに対し、次女は見通しの持てない冒険は嫌なようで、あまり乗り気ではありませんでした。
私もこの先がまだあると知らずに、ペース配分を考えずにここまで上ってきてしまったので、この先の体力がちょっと心配ではありましたが、奥社の存在を知ってしまったからには参拝したいという気持ちもあり、行ってみようということで話がまとまりました。
でも、そこからが大変でした。あとから調べて分かったことなのですが、奥社までは下から1,368段もあったのです。(本宮からだと583段)
そんなことは知らずにのぼっていく我が家族。
途中、小さな神社がいくつかあったものの、奥社には一向に辿りつかないので、もう引き返してしまおうかという諦めも芽生えたりしたのですが、あと少しで着くかもしれないという思いと、せっかくここまで来たのにという気持ちが後押しをしてくれて、足が1歩1歩前に出て進んでいきました。それにしても、出口の見えない自分との戦いはつらいものです。
次女も最初こそ不満を口にしていましたが、途中からは文句を言わずに歩いてくれました。
そして、やっとの思いで到着した奥社。
もう疲れて写真を撮る気力があまりない中、撮った1枚です(笑)
こちらの奥社は正式名は厳魂神社といって、天狗信仰と結ばれているそうです。
ですから、この崖にも天狗がいるんですが、お分かりでしょうか?
私たちも初めて見つけた時は驚きました。みなさんが崖の方を向いて写真を撮っていらっしゃるので、一体崖に何があるんだろうね?と探していたところ、見つけました。
子どもたちも天狗の岩には大興奮していました。頑張ってのぼってきて良かったね。
最後に参拝してから、子ども達に、ここでしか買えない奥社の天狗御守り(800円)を買って、下山しました。
下山はゴールが分かっているので見通しが持てるということもあり、娘も私達も余裕でした。1番上まで行って参拝できた喜びの方が強く、帰り道は疲れを感じなかったです。
たぶんあの時、奥社までの階段数を知ってしまっていたら、もう奥社には上らなかったと思うので、知らないで良かったのかもしれません。
ちなみにお手洗い情報ですが、御本宮から奥社の間に1つありましたが、水洗トイレではなかったので、奥社に向かわれる方は、それまでのお手洗いで済ましておいた方がいいと思います。
こんぴらさんは何歳ぐらいなら自分でのぼれるのか
娘にとって、今回のこんぴらさん参りは決して苦しい思い出ではなく、逆に楽しい思い出になっているようで、あれから2か月経った今でも、こんぴらさん楽しかったねと思い出を振り返っています。
途中であきらめなければ、その先に素晴らしいものがあるということも体感できたのかもしれません。
何歳ぐらいからなら奥社までのぼれるかということですが、やはりそこは個々の体力差で大きく変わってくると思います。
普段の生活を振り返り、お母さんの自転車の後ろに乗って移動することがほとんどとか、車での移動が多いということではなく、普段からよく歩くというお子様なら、年少さんでも上れると思います。でも、小さい子は疲れたり気持ちが滅入ると、どうしても抱っこをせがみますよね。そのタイミングは親にだって予測不能です。あんな階段で抱っこだなんてこちらの体力がもちませんよね。
ですからやはり、「抱っこはできないから自分で最初から最後まで頑張って歩いてね」と、言い聞かせたり、約束したりすることのできるぐらいの年齢である年長さんぐらいからになるでしょうか。
今回の旅の、こどもの国や香川グルメも家族みんなで楽しめたので、ひとつの例として、みなさまの参考になれば嬉しいです。