この記事はこんな方に向けて書いています♪
〇血液検査でフェリチンの値が低かった
〇鉄欠乏性貧血だと診断された
〇最近疲れやすい
〇鉄剤の副作用が気になる
目次 ①鉄不足の症状が出始める ②女性に多い鉄欠乏性貧血はフェリチンに注目 ③鉄剤の飲み方に気を付けよう |
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鉄不足の症状が出始める
ママがずっとげんきでいてくれますように
長女が幼稚園の時、七夕の短冊に書いてくれたお願いごとです。
別にこの時、私は健康上の問題は何もなく凄く元気だったので、なぜ娘がこんなことを書いたのか不思議だったのですが、それでもやっぱり、そう思ってくれる気持ちが嬉しかったことを覚えています。
それから少し時が経ち、2年ほど前に、急に、心臓のあたり、左胸から左背中にかけて、痛みを感じて、内科へ行きました。
でも四六時中ずっと痛いわけではなく、姿勢を変えた瞬間や、息を深く吸ったり吐いたりした時など、ふとした瞬間に痛みを感じやすかったです。
そして胸のあたりが少し息苦しいといった感覚も味わいました。
あと、疲れやすく、ちょっと走っただけで息があがるようなこともありました。
女性に多い鉄欠乏性貧血はフェリチンに注目
血液検査の結果、血清鉄(Fe)、フェリチンの値が低く、鉄欠乏性貧血の状態であるということが分かりました。
ヘモグロビン(Hgb)の値もギリギリといった感じでしょうか。
2年前の私は、ヘモグロビンという言葉とその意味は、学生時代に理科で習っていたので理解していましたが、フェリチンというのは初めて聞く言葉で、お医者さんに、フェリチンって何ですか?と聞き返しました。
お医者さんの説明を意訳すると、
フェリチン:貯蔵鉄。つまり体の中に貯蓄されている鉄。血液中のヘモグロビンが減ってくると、ここから鉄を運んで補給してくれる。
なるほど。フェリチンの数値はこんなにも低いのに、ヘモグロビンの値がまだセーフの状態だったのは、フェリチンがヘモグロビンに鉄を補ってくれていたからなんですね。でも、その貯蔵鉄も残りわずかだと、じきに鉄が供給されなくなり、おのずとヘモグロビンの値も低くなっていくということですね。
先生は、他にも、私の下まぶたの裏も確認されました。
あっかんべーの状態ですね。この時に下まぶたの裏の色が白っぽかったらフェリチン不足のようです。自分でも見てみたら、本当に白っぽかったです。
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鉄剤の飲み方に気を付けよう
これだけフェリチンが低いと、食事だけで改善するのは難しいだろうということで、こちらの鉄剤が処方されました。
クエン酸第一鉄Na50mg
これを朝食後に1錠飲みます。
自分でも驚いたのですが、このお薬を飲んだ翌日には、胸と背中の痛みは嘘のように消えていました。
やっぱり鉄不足だったのかと思いましたが、同時に、お薬の威力を知った瞬間でもありました。
ただ、このお薬、気を付けなくてはいけないことがあるのでまとめますね。
まず、緑茶やコーヒーなどタンニンを含むものと一緒に飲まない方が良いらしいです。
せっかくの鉄の吸収を妨げてしまうようです。
私はいつも、このお薬を飲む前後最低6時間は、それらの飲み物を口にしないように気をつけています。
あと、処方量は絶対に守った方がいいです。
以前、もうその日はお薬を飲んだのに、それを忘れてうっかり、5分後くらいにもう一度飲んでしまったことがあるんです。2回目のお薬を飲み込んだ瞬間に、
あれ!?さっきも飲んだような…
と思い出したのですが、あとのまつりです。
まぁ2錠ぐらいなら大丈夫かなと思ったのですが、その日のお昼過ぎから、副作用が現れました。
ぐるんぐるん自分の周りが回っているような感じのめまいと、吐き気が襲ってきて、冷や汗も止まらなかったです。
夜にはそれもおさまりましたが、本当につらかったので、このお薬を飲まれる方は、私みたいなミスをしないように気を付けてくださいね。
結局、この時は数値が改善されるまで、3か月お薬を飲み続けました。
3か月後には、下まぶたの裏も白色から薄いピンク色になっていました。
それから1年ぐらいは体調も良かったのですが、また昨年同じ症状が現れ、血液検査をしたら同じ結果(フェリチン不足)でした。そしてまた3か月お薬を飲みました。胸の痛みなどの症状はやはり、お薬を飲んだ翌日には消えましたが…
そして今回、またあれから1年が経ち、同じ症状が出たので病院へ。
どうやら私の場合、1年サイクルでフェリチンが底をつきるようだと気付きました。そして、症状の現れ方もいつも同じ。それがサインのようです。
お医者さんもサインの現れ方は人それぞれだとおっしゃっていました。
動悸、息切れ、だるさ、髪の毛が抜けやすい、頭が重い、爪がもろくなる、
疲れやすい、胸の痛み、疲れやすい、食べ物を飲み込みづらいなど。
もし、当てはまる方がいらっしゃたら、血液検査でフェリチンの値を調べてもらうといいかもしれません。血液検査をした際に、その場ですぐに分かるヘモグロビンの数値だけでは、このような隠れ貧血は見つけることができませんので。
今、またお薬を飲んでいますが、お薬に頼りきらず、食事面も継続しながら気を付けて、フェリチンが不足しないように努力しようと思います。
娘の短冊のことを思い出しながら…♪
(追記)