鉄剤でフェリチンの値は増えるのか?

この記事はこんな方に向けて書いています♪

○フェリチンの値が低い

○鉄欠乏性貧血の方

○2か月間、鉄剤を飲んだ後の血液検査の結果を知りたい

○鉄剤を飲むことで、体調に変化があったのかを知りたい

目次
①鉄剤を飲み始める前のフェリチンの値
②2か月間、鉄剤「クエン酸第一鉄Na錠50mgサワイ」を飲んだ感想
③2か月後の血液検査の結果と体調の変化

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鉄剤を飲み始める前のフェリチンの値

2か月前に、フェリチンの値が低い…【鉄欠乏性貧血】とはという記事を書かせていただきました。

その時の血液検査で、血清(血液の中の液体)の中に含まれる鉄分=血清鉄と、貯蔵鉄であるフェリチンの数値が、とても低く、鉄欠乏性貧血の状態でした。

血清鉄は48~170が正常なところ、27しかなく、

フェリチンは5~152が基準値とされている中、4以下でもはや測定不能でした。

この時、体に現れた症状として、左胸の痛み、疲れやすい、目の下瞼の裏が白っぽい、爪の表面がでこぼこしているなどがありました。

2か月間、鉄剤「クエン酸第一鉄Na錠50mgサワイ」を飲んだ感想

それから2か月間、毎朝、処方された鉄剤「クエン酸第一鉄Na錠50mgサワイ」を飲み続けました。

鉄は、ビタミンCと一緒に摂ると効率よく体内に吸収されるということだったので(そのことに関して書いた記事はこちらです)、なるべく朝にキウイなどのビタミンCが豊富なフルーツを食べるようにしました。

そして、鉄剤を飲んだ後5~6時間は、緑茶やコーヒーなどタンニンを含むものは飲まないように心がけました。

タンニンが、鉄の吸収を阻害してしまうそうです。朝はパン食が多いので、コーヒーを飲みたくなることもありましたが、2か月という短い期間だったので我慢できました(笑)

鉄剤は以前の記事でも書きましたが、うっかり2錠飲んでしまって、ひどい副作用が出てしまったことがあったので、飲み過ぎや飲み忘れを防ぐために、1錠飲んだら直ぐにカレンダーにチェックを入れるようにしました。

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2か月後の血液検査の結果と体調の変化

2か月が経ち、鉄剤を飲み終えたので、再び血液検査を受けに行きました。

その結果がこちらです。

血清鉄、フェリチンともに基準値に収まっていました♪

2か月前と比較してみると、

血清鉄27→102
フェリチン4以下→22

となりました。

体調の方も問題はなく、とても良い感じです。

ですから、近頃疲れやすい、胸の動悸がする、すぐに息があがる、下瞼の裏が白っぽいなどの症状が出ている方は、鉄欠乏性貧血の可能性が高いので、ぜひ病院を受診していただきたいなと思います。

鉄剤を飲むだけで、本当にすぐに症状が改善されてラクになると思うので。

私はこれで一旦、鉄剤を飲むのは終わりになりました。

今後は食事から鉄分をきちんと摂るように意識して、なるべく基準値内をキープできたらいいなと思います。

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